INFの民に高IQは不安症になりやすい
- 2019.10.13
- INFの民について
ところで私はIQが120以上あるようです。いくつかの専門書による診断と、メンサが作っただかなんだか知りませんが、外国のIQテストの結果はどちらも120以上とあったので、そうだと思います。というかそう信じています、吾輩ったら実は地頭は悪くないんだぜ、というのは小さくない心の支えです。
それで、120でも一応、ギフテッドと呼ばれる方々ほどではないにしろ高IQに属しているようなのですが、その高IQの特徴に多いものに「心配性」というのがあります。
それは時に不安障害としても取り扱われ、実際に世界各国の大学で研究されている分野でもあります。
もちろん全ての高IQの人が心配性というわけではないのですが、IQが高いということは危機の予測を立てていくことに長けていて、だから心配によってストレスを溜めやすいと言います。警戒を察知する知性も成長しているのです。
また、そのような人は当然知らない場所、新しい人にも過敏に反応します。何か危険がないか、常に警戒しているのです。
相手の感情の流れにも敏感で、とにかく考えすぎているせいで、高IQの人はエネルギーを浪費するんだそうです。自分ではわかりません。
そうしてストレスが貯まり、不安に飲まれた場合の高IQは無能になります。感覚がキャパをオーバーして使い物にならなくなるんですよね。
というような事を書いていると……INFの民との共通点も見えてきます。
繊細な心を持っていて他人の感情に敏感。創造性が強くて心配事をたくさん思いつけます。こんな性格と、高IQの持つ心配性が合わさったらどうなるかと言うのを実証している一人が私なのでしょう。怖いことばかりで就活も嫌になってきた無能のニートが出来上がっています。
INFの民の持つ優しさを高IQの持つ頭の回転の早さで発揮するため、相談事などに乗るとピカイチの腕前だったりするのですが、そういうのが発揮出来るのって「安心出来る身内」限定だったりするのが肝です。社会からの視点で見れば本当に無能なってしまうのです。
それに、いざカウンセラーの仕事をしようと思っても(実際、INFPの強い民はカウンセラーに向いています)、社会は国家資格所持者によるカウンセラーを求めています。INFの民は自分の興味が向いたこと以外はほとんど熱意を見せないため、時期を逃すと向いている可能性があるにも関わらず弾き出されてしまいます。また、仕事のための資格というのはINFの民の理想主義から若干離れたところにあるのもポイントです。厳しいですね。
高IQならなんでも適応出来るはずだ、というような言葉も聞くことがたまにありますが、それは多分心配性ではない方限定なのでしょう。どんなに理性で抑えようと、次から次に溢れ出る不安や心配の思考に蝕まれた高IQは誰よりも簡単に行動不能になりえるということです。
それがINFの民だったら……相手が間違っていたら戦えるINFの民ですが、基本的にとても優しいので自分の中に問題を抱え込んでいきます。
そして気づけば自分で持てる重量を簡単に飛び越えて、その重荷を与えてくる社会から距離を置くしか無くなってしまうのです。
こうしてただ悩む日々が始まり、その悩みがやがて重荷になり、それをも忘れたいがために理想郷―――すなわちゲームやアニメを始めとした空想の世界に向かいます。
この社会において、心配性、不安障害を持った高IQの方はとても大変だと思いますが、ここに更にINFの民だった場合、増々になった恐怖感が襲うことになります。常に不安について考え、行くところまで行けば「不安が無いことが不安」という事態にまで陥ることすらあるそうです。
ただ、その不安を上手く使う方法もかならずあるはずです。私自身はまだ見つけていないと感じていますが、このブログを通してもし見つけることが出来たら、それは余すところ無く書き起こして共有したいと思っています。
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