INFの民が悩んで眠れない時におすすめしたいもの
- 2019.10.14
- 悩みながら生きる糧
ナイーブな心を持ち、その想像力でたくさんのアイデアを生み出すINFの民には当然、悩みがつきものです。
自滅しそうな程に悩みを重ね、何も出来なくなってしまうINFの民もいます。眠れない夜を過ごす方、眠りたくない方もいらっしゃることでしょう。
そしてINFの民の方には孤独な方も多いです。人当たりがよく優しいINFの民の方に「真の孤立」はほとんど無いかと思いますが、それでも人類の中でも生涯で稼ぐ額の平均値が最も低いとされるINFPの強い方には見た目的な強みがある場合や、近くに良い方を見つけられないという場合、彼氏や彼女、伴侶の方などはなかなか作れないパターンが多いはずです。
そんな方に是非おすすめしたいものがあります。
それはズバリ、ぬいぐるみです。
大人も子供も、男性も女性も関係ありません。眠る時に気兼ねなく抱ける相棒を用意してみてください。
ぬいぐるみなど小さな女の子のおもちゃだと言う方もぜひ記事を読み進めてほしいのですが、INFの民はそもそも世間一般の常識という名の偏見を持ってはいけません。それに弾かれる人種であるのですから、逆に「ぬいぐるみ=幼い女の子の持ち物」という発想を捨て去るべきです。
映画などで高齢の精神病患者などがぬいぐるみを抱きかかえているような描写も見られることから、印象が悪いという方もいらっしゃるとは思います。しかしあれは病気だからぬいぐるみを持っているのではなく、彼らが不安や心配事に支配されてしまい、その拠り所が自分だけになってしまった、ということの現れだと、私は認識しています。
なぜぬいぐるみが自分に繋がるのか、という話をします。
実際にイギリスの精神科医、ドナルド・ウィニコット氏によって分析された論文によると、子供がぬいぐるみと接し、話したりする時に内面からにじみ出る部分は「子供の中にある大人の要素」であると言います。
彼によれば、それこそが等身大の自分であるのです。
人形、ぬいぐるみは自分の写し鏡であると言えます。例えば他にも子供がお気に入りの人形を突然壊し始めた、というような事があれば、それはその子が虐待を受けた可能性があることを示唆しているという話もあります。
それは人間が自身の要素の一部を人形やぬいぐるみに投影しているという事です。
であれば、愛着を持った人形やぬいぐるみを撫でる行為、抱きしめる行為は、自分を安心させる行為に等しくなるのです。
INFの民の話に戻しましょう。
INFの民は他人が好きです。根っから性善説が好きであり、誰もが善であれと願い、それが打ち砕かれた経験や、INFの民持ち前の推理力で相手の黒い真意を察した時などにINFの民は他人を嫌わないために距離を取り、孤独を選びます。
そのINFの民が心を許せるのは誰でしょうか。真の親友や、何もかもを受け入れてくれる家族が入ればよいですが、そもそもの性格傾向が少ないINFの民は理解されることも少なく、基本的に自分一人で抱え込むしかありません。
そこでぬいぐるみです。ぬいぐるみに投影される自分の要素は理想のあり方です。
彼らはあなた達の相談に乗ります。なぜ喋らないぬいぐるみが相談に乗ってくれるか?それはINFの民の持つ想像力と思考力が、常に不安と善い手の両方を考えているからです。しかし一人でいると負の感情は強くなりますので、思いついているはずのポジティブな部分を飲み込んでしまうのです。
しかしぬいぐるみは違います。あなたにポジティブなアドバイスをしてくれます。大丈夫だよと囁いてくれるのです。それは病気ではありませんよ。あなたの内面から生じているポジティブな部分がぬいぐるみに反射して、あなたに改めて認知を与えてくれているのです。
人形を抱くという行為も良いのです。ふわふわでもこもこのぬいぐるみは気持ちを落ち着かせ、リラックス効果とストレスの緩和を促します。なんせ投影した自分を抱きしめているのと同じなのですから。
ついでにINFの民が抱えやすい孤独感を解消してくれます。
実際、日本で二十代以上の方の四人に一人はぬいぐるみを抱いて寝ているという話もあります。恥ずかしいと思って隠している方も多いのでしょう。それを茶化す人もいます。
ですが我々INFの民はおよそ三十人に一人以下の割合しかいません。少数派は今更です。ぬいぐるみの民にも混ぜてもらいましょう。(いやむしろ、その四人に一人の全員がINFのの民という可能性もあるか?笑)
しかしぬいぐるみと寝ていると公言する必要はありません。ぬいぐるみが精神衛生上、とても良い事は実証されているにも関わらず、まだまだ認知の甘い話です。うろ覚えですが、以前明石家さんまさんの番組でタレントのJOYさんだったか、イケメンタレントさんが「毎日ぬいぐるみと話している」、というような話をした時、さんまさんはそれを面白おかしく茶化していました。まだまだそういう世界でありますし、自分を投影するぬいぐるみの否定はそれなりにダメージを負います。私も友達が来るときは隠れてもらっています。
不安を覚えるINFの民の方は、是非相棒を探してみてください。今は通販サイトなどでも買うことが出来ますし、デパートなんかで目のあった子を選ぶのもいいと思います。ぱっと見て、見るだけで癒やされるという子は親和性が高いです。
下の子のような抱きやすくてちょっと抜けた感じの子が個人的には好き。(画像はAmazonへのリンクです)
疲れがちで、孤独を感じている方。是非偏見を持つこと無く試してみてください。何歳でも、男女も関係のない話です。ぬいぐるみを持つ大人=病気という考えを持っているのなら、それは改め、ぬいぐるみを持てる人間はそれに適した性格質を持っている、と考えていただければ良いのです。
上記した話の全てを全く理解出来ない方は確実にいます。
ですがもしもあなたがINFの民であり、悩んでらっしゃる方であれば、多少なりわかるかなという部分もあったのではないでしょうか。
ピンと来た方はこれだ!という子を探して見ください。ペット探しと同じで、ひと目見て惚れ込む子は一番あなたをわかってくれます。
おすすめの形状は抱きやすい長方形や円筒のような形がおすすめです。脱力系な顔もおすすめ。私の一番好きだったシリーズは数年前に販売が終了してしまっているんですよね。ましゅまろせらぴというシリーズだったのですが。(また復刻しないかな)
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