INFJ/Pという作家向き社会不適合者はどこにいるの?その③

自分でも理解できない矛盾メンタル

考えてみると、意味不明なレベルで自分の行動と考えは矛盾している。

ダブルスタンダードだとかそういう話ではなくて、同じベクトルにある内容なのに、突然矛盾するといえばいいのかな。

INFの民は、たいてい他人が好きだと思う。困っている誰かが手の届く範囲にいるなら、可能な限り手を差し伸べたいと思うだろうし、それも傲慢な不特定多数の範囲ではなくて、自分も無理をしないし、相手の重荷にならない範囲で、可能な限り相手の心を楽にしてあげたいと思っている、はず。だから基本的な会話は同調路線になって自己主張が弱いと思われているんだろうなと感じる。

少なくても自分は普段元気な人がため息をついたりいつもより反応がおかしかったらすぐ「どしたの?」と聞いてしまう。(もちろん相手によりけりだけど)
多分これの感度が高いのも問題で、付き合いの長い人間なら挨拶一言でも「どした?」に突入する。そりゃ疲れるし、気づいたとしても面倒な相手は気づかないふりもする。そしてスルーするのも疲れるというね。

だからその延長線上で、誰とも関わりたくないとも思ってしまう。基本的に人間好きなのに、自分からは遠ざかっていく。こういうの矛盾だよね?

多分、RPG風に言うなら、人はMPを100持っているとするとして
普通のプリ―ストはヒールをMP30で使えるのに、INFヒーラーはMP70くらい使うような、超燃費悪スタイル。でも発動までの詠唱時間をほとんど必要としないはず。

人間が好きなのに苦手という矛盾がここにあるわけで、それが知らない人間ばかりの場所に放り込まれると大変なことになる。自分の感覚だと、相手を察しようとする感度がパニックを起こしているんだと思う。そのスイッチは自意識でオフに出来ればいいんだけど、多分マオのギアス的に発動し続けていると感じるのでC.C.ママは絶対に必要な存在だと思う()

自分の場合は高校の入学時に知り合いが誰もいない状況でそれが爆発したんだよね。

基本的に他人への受容性が高いというか誰にでも歩幅をあわせようとするのは上記からもなんとなくわかると思うんだけど、そこに並行して「自分」が絡んでくると何があっても折り曲げない部分が出てくる。みんなが「一緒にやろう」ということに対して、それが自分が絶対に嫌だと思ったら絶対にやらない。まれに折れてやることもあるけど、そこで発揮する力は100分の1くらい。「やったからいいでしょ?」というスタンスが取れる最低限の力でかわそうとする。

顕著だったのは上記した高校で爆発したって話なんだけど、まぁ不登校になったんですよ。で、父方の親戚のクソババアさんに私の不登校が知られ呼び出された事があって、まぁ簡単に言えば説教をされた。行く場所なんだから行けというような話。日本社会の権化のような人で、長いものにはまかれなきゃならないという、父方の家は歴史が長いそうで、私の存在はそこそこ異端だったと思う。

で、それでも行かないもんだから母親がそのクソババアさんに呼び出されて、私以上にフルボッコにされた。あんたの育て方が悪い、旦那は立派なのに(いとこ関係だから贔屓)、ケツ叩いてでも行かせなきゃならない、などなど。多分私がまともな思考が出来ていれば「家でも燃やしてやろうかな」と思ったところだろうけど、当時の自分の思考は混乱の真っ只中で、全ての事柄に「??????」状態、ハイパー無能モード発動中。母親は泣きながら私に「学校行ってみようか」と言ったけど、だがそこはINFの民。学校へは行った。で、校門で学校を見上げてそのまま自転車で旅に出たから、”学校へは行った”であるわけですよ。

その時は意識を失っていたのか、気づいたら飲まず食わずで7時間経過。自分の感覚としては一瞬のようだったんだけどね。
チャリで学校の周りをグルグル回っていたと思ったのに市を一個跨いで別の市のど真ん中でハッと自分がどこにいるのかわからないことに気づく。急いで家に電話をかけて、母親は学校へ行ったと思って安心していたらしく、焦って場所と帰り方を教えてくれた。

家から学校へ向かう方角と、全く正反対の方角から帰ってきた。

この騒乱の時代を救ってくれたのは、受験時にお世話になっていた塾の先生だった。「どうしても行けない」と相談した時に「無理なもんは無理だからしょうがないよね」と間髪無く言ってくれて、大人に絶望しないで済んだんだよね。いやホント、こういう事言う大人もいてくれるのかと。

もう一つのエピソードはバイトで店長が変わって、体制が変わったことについてかな。

店長が旦那さんの看病のために店長を辞めて、次に変わって入った店長が、まぁつまらない人だった。店員の自由度ゼロ。それまでの店長は店員を尊重してくれる人だったんだけど、新店長で急にシステム的な店になってね。

私はその変化が受け入れられる民ではなかったので、小さく反抗を続けるレジスタンス化。店長と同じ時間のシフトが多かったんだけど、必要最低限の会話しかしないのでギッスギス。
で、給料が減って勤務時間が増えた事に対してはスーパー有能モードが発動した。(と思ってる)
何故なら、前の店長から継続していたバイトさんパートさんのほとんどはその事に疑問を思ってて、なんとかならないかとヒソヒソ裏で話してる感じだったんだけど、そこで私はみんな困ってるじゃんと一石投じることにしたわけですよ。
店にある連絡ノートに「タダ働きはしたくない~」どうのこうのと一筆。細かく何を書いたのかは覚えてないんだけど、偉い人が見たら間違いなく誰かが怒られる文章だった。で、呼び出し食らって店長と1対1の話し合い。

だってさー、5分前出勤を強要するようになった上で、給料が1分単位で出てたのが15分単位になったのよ。5分前出勤も「連絡ノート読む」「着替える」を済ませてから、だから、実質10分以上前に店にいないといけないっていう、マジで意味わからないでしょ?そんなン誰だって嫌じゃんね。
なのに誰も言わないもんで、使われてる立場だからってさ。いやいや、吾輩は嫌である。

で、2時間以上話して、店長が折れる。店長も「自分も使われる立場で肩身が狭いから、君の言うようには対応出来ないけど、確かに言うことはわかる」ってことで、なんと全員の給料ベースを増やす方向で考えてくれて自分の許容範囲に入ったので妥協モードに。前よりも待遇が悪いのは確かだったんだけど、店長も店長で苦労してたんだよね。それが知れてよかったです^^→店長苦笑いだったけど。
ついでに「この話し合いも給料出るんですよね?」「……そうだね」やったぜフラン。

その後は店長にも敬意を払って、それまでギスギスだった店長と自分の関係も割と良い方向に転がって、当時は人心を掌握する天才だと思ったね()

という、自分が許容出来ない事に対しての反発力がすごいという話。これが矛盾の話なのか書いてたらわからなくなったきた。でも多分、傾向や数少ないINFの民を見るにこの話はわかってもらえるんじゃないかな。似たような事あると思う。

でもこれ、社会じゃ絶対邪魔者やんな?でも曲げないのがINFの民さんなんだよな~。
それでいて必要だと思ったらサラッと取り込んだりする順応性もある、よくわからない民ですね。

まだまだある気しかしないんだけど、書いてたら忘れちゃったので今日はここまで。
書いてると落ち着けるんだけど、そこそこ闇属性な気がして気が引けてくる。
でも勘違いしないで欲しい、楽しいことめちゃくちゃ好きだし、本人はすごく明るいんだよ。

でも新しい面接決まったんだよね。その事考えると吐き気がしてくる()