極めて素直にINFの民的な生き方を実践してみた結果、(今の所)働かないでも良くなったかもしれない話
- 2020.08.25
- 作家向き不適合者はどこにいるの?まとめ
小説家になろうで掲載中の「作家向き社会不適合者はどこにいるの?」とほぼ同じの内容です。
またいつものように推敲プロットほとんど無しでさらっと今の生活について書いてみたいと思います。
自分にしてみると、INFの民の生き方の内、数少ない「やるべきこと」を進めた結果で小さく実りが出た、ということで、もしかしたら誰かの参考になったりするかなと、残しておきます。
ただ、私の場合はただただストレートに「運が良かった」という感覚が強いです。
まずはじめに……INFの民の生き方についてです。これは以前の記事でもちらっと書いていたのですが、「いずれ文章にしたい」みたいなこと書いて全く触れてなかったと思います。
どういうことかと言うと、自分の内面をなるべく外に、人の目のつくところに置いておく、という話です。これはブログに書いたんだったかな。
ともあれ、INFの民は内向的、内向きのエネルギーで生きているので想いなんかを内側に溜め込みやすく、静か~に普通の人が持たないような感性を磨いていることが多いので、単純にそれを内側に仕舞ったままでは勿体無い、という話なのですが、これって感情的な「勿体無い」だけではないそうなんです。
INFの民の作るものと言うのは思慮が深いモノが多く、わからない人には徹底的にわからない、でも刺さる人には深く刺さるというモノを作りやすいという傾向があるそうです。
”有名になってから好かれる”というパターンを除きますが、NF型の作るモノは、例えば小説なら全く人気がないノットイコールで面白くないという構図も少なくないものです。(小説ならNは想像性で書くからビジョンが他の人と浮かべる状態や景色、台詞回しなどが頭の中で展開されていて、文章で見るとリズムが独特だったりする。Fは感情を伴うので、そのリズムを回りくどく大事に書いたり、情に訴える文章を書けるのは強いけど、Nと合わさることで【書き手は泣きながら書いてるけど読み手は意味がわからない】が発生する可能性がある)
で、そんな状態でも世に出すべきなのです。出来の良さの前に、刺さる人に見てもらうのを待つ、という状態にしておくのが良いみたいなんです。できるだけ早く、積極的に。(売り込みが出来るならするべきだと思いますが、IとNの度合いが高いほど気質的に厳しい気がする==;)→私も売り込みは苦手なタイプです。
ここにはとても簡単な理由がありまして、INFJならざっくり人類の内1%の感性、INFPでも多くて5%以内の感性です。同じような物を好む人間はこの中でも更に数が限られてくるのは当然だと思います。
私の場合だと具体的な数字を持って示せるのですが、小説家になろうにて、毎日更新し続けた私の作品ですが、数値的に見ればほとんど多くの方に刺さっていません。1年毎日更新続けてユニークアクセス数が9500に届かないくらいの数字です。
もし1%の人に刺さったのなら100人近くはファンがいてくれてもと思うのですが、実際に私が名前を覚えている「この人はファンだ」と言える人の数は片手で数えても余ります。
0.05%以下です。私の作品の場合は、ですが。
で、話を戻します。INFが作ったものを世に出す意味はここなんです。世にいる人間、少なくても0.05%の人間に見てもらうためです。その人達に深く刺さるとミラクルが起きます。
たかが0.05%と思うかもしれませんが、70億人を超えた世界人口で見れば自分のお客さんは350万人います。日本国内で見れば少なくても6万5千くらいはいるのかな。
それが成功して数字が乗ってくればこっちのもんです。誰がなんと言おうと人は数字の支配には抗えないモノで、みんなが面白いというものを否定せず受け入れる人種というのはINFの総人口よりも確実に多く存在しています。むしろそういうものに茶々を入れるのがNF付きの人間かもしれません。
なので数字さえもぎ取ってしまえばひとまずコンテンツとして成功しやすさがぐんと上がるのは事実でしょう。
ここがINFの目指すリアルなポイントの一つかもしれません。見られれば見られるほど、面白いという人が増えてくれれば増えてくれるほどに、数字で価値が増すと考える人に差し込んでいける……少し嫌な話ですが、まぁ概ねそういうモノですね。
なので、INFの民は少しでも多く、一人でも多くの人に自分の作ったもの、好きなモノ、それらの気持ちを込めたものを公開するべきなんです。ここが軌道に乗ると本当に好きなことをして食べていく、が実現するかもしれません。
というのが前置きでした。既にお察ししていただいてるかもしれませんが、実は私はこれがほんの少し成功したかもしれないのです。
ここからは私の話です。
まず、私には仕事がありませんでした。去年の6月だったかな、一番合っていた気のする仕事がなくなってから長い間貯金を食いつぶして生活していており、その間に少しでも上記した内部公開の一環としてここで小説を出して、あろうことか毎日更新という修羅の道を進むことにしたんですね。
でもまぁ、それだけではなかったんですよ。裏では色々やっていました。ご飯を食べたり寝たり、ゲームをしたり映画やドラマを見たり。おっと完全にニートだ。
その他にやっていたことの一つがブログ(ここで公開しているものとは別のもの)と、動画編集でした。
ブログはINFの民のブログの他に、実はゲームのブログを2つ持っています。一つは無料ブログで一時ランキングサイトの10位以内にいたりしたのですが、無料ブログだとお金にならないので本当にただの趣味でした。
もう一つ有料ブログを建てているのですが、他が忙しくてほとんど更新出来ていないという本末転倒状態ですね。
こっちは全くお金になっていません。ただブログで書いているのですが、ゲームのレビューを続けていたらAmazonから声がかかって公式レビュアーなんぞやっているので全く無意味ではなかったのですが……これもこの記事にはシナジーある話かもしれませんね。
好きなものに対してこれ面白いぞ、とレビュー書いているだけでAmazonから凄い特典を受けられるようになったので……気になる方は当ブログのAmazon Vine記事を参照ということで……笑
で、活動報告にも書いたのですが、動画のほうがかなり成功しました。
どんなチャンネルかというと、自分の好きなものをテーマに取り上げて、ペタペタ動画を切って編集し、短い一つの動画(いわゆるMADと呼ばれるモノ)にして公開する紹介チャンネルみたいなモノなのですが、これが今それなりに稼いでくれています。
最初の内は本当に人気が出なくて、今チャンネルの詳細ページを見たら最初の4ヶ月、チャンネル登録者数20人を超えたり、外されて下がったりしてます。(例の派遣の時期はまるまるいじってなかったので仕方なしではありますが)
そんな中でふと閃いたのが、不思議なことに誰もやっていないことでした。というのも、ある海外の私の好きだったチャンネルを参考にさせてもらって、素材を借りたりして作り始めたらみるみる認知され始め、上がり始めたと思ったら2ヶ月ほどでチャンネル登録者数は8000人まで急成長しました。スカウターなら爆発するくらい早かったです。
諦めないで続けて、自分が好きだと思っていたものを気持ちごと他の人に見てもらうようにしていたら、たまたま他の誰もやっていない紹介の形があって、それは本当にただただ当たり前の方法だったし、自分で考えても「ちょっと卑怯だな」と思えるような形ではあったのですが、数字の魔力に多くの人は勝てないのをリアルに体験しています。
よく言えば、それを見つけた自分の感性とシャープな視点に乾杯って感じです。
なので今はお金稼ぎに上下横の繋がりを必要とせず、家から出る必要もないのでそれなりに平穏な日々で過ごしています。
それでも順風満帆、心穏やかにとは行かないことについてはいつかまた書くかな……
ということで、自分のやりたくない事全てにイヤイヤ行動しながら自分の内面を出し続けた結果、割と理想に近い生き方が出来るようになりました。
収益外されたらすべてが終わりますが、とりあえずその保険もぼちぼち考えつつ、今はこれまで食いつぶしてきた生活費を充填している状態です。
私の考え方の一つに失敗も無意味なことも無いってのがあるのですが、本当に、どこから木が生えてくるかわかりません。
稼ぐなら好きなことがいいな、とは思っていましたが、3番目、4番目に好きなことが自分を救ってくれることもあるようです。
INFの民の方、やりたいけど迷ってるということがあるなら、とりあえずやってから考えるのがいいのかもしれません。
手広く出来るなら思いのままに。「もしかしたら」という理想を追っかけていると、どこかで良いことあるかも。
それこそがINFの民の強みの一つ、だと思います。もちろんならないことも多いし、基本夢は叶わないものですが、失敗なんてそう考えない限りありませんからね。
全然夢に思ってなかったところから思わぬ道が、というのが今の私です。
そうだ、それに小説も公開していてプラスになったんでした。他のSimejiってところに作品買ってもらえたことにもつながるし、やっぱり公開して諦めずにいるとなにかあるのかもしれません。
……ということでした。参考になるようでならないかもしれませんが、物事って色々重なっていますから、読んだ方の見極めの一助となれたら幸いです。
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