質問への回答集【はやち】さんの場合

新年あけましておめでとうございます。今年もいつでも募集中の「INFを持つ方への質問集」に、新しい回答をいただきました。

今回頂いたのは20代後半の女性、現在社会人のはやちさん。INFPであり、中度のHSPでもある方です。

さて、それでは早速頂いた回答を掲載します。

Q.最初に生きづらい気がしたのっていつでしたか?

きっと小学生くらいから何かを感じていたのだろうと思いますが、はっきりと生きづらさを感じたのは、大学4年の就職活動中です。日本独特の就活スタイルに違和感を感じました。「何故1つにまとめた黒髪に黒のスーツを着て、目を輝かせて企業に媚を売らなければ就職できないのか。これからこんな社会で生きていくのか…」と。留学直後に就活だったので、余計に息苦しく感じました。

Q.どういう時に生きづらさを感じますか?

突然孤独を感じる時があり、疲れます。例えば、自分は忙しくて心に余裕がないのに周りの人は平然としていると、置いてけぼりにされた様に感じます。あとは、自分が何かに大きく感動したのに周りの人には理解できないと、「私が過剰に感じただけのかな…」と悲しくなったりします。

Q.自分がINFの気質だと知ったのっていつでしたか?

最近です。転職を考え、よくあるネットの適性診断でINFPと診断されて気が付きました。INFPの特徴に当てはまる箇所が多く、自分を見透かされている様で驚きました。

Q.ストレスを感じて疲れた時はどうやって癒やしていますか?

好きな音楽を音量大きめで聴くことと入浴です。
外界をシャットアウトして自分の世界の中に入り込めるので、気分転換できます。入浴の場合は、お湯が心にこびり付いたヘドロ(ストレス)を洗い流してくれる様な感じがして癒されます。

Q.対人関係の中で「言わないくらい地味だけどこれがある相手は面倒」ってことありますか?

声の大きい人が苦手です。どちらかと言うと静かな環境を好むので、頭の中で大きな声が響いて不快になります。

Q.これまででやってよかったことってありますか?

海外に行くこと
異なる文化や現地の人たちに出会うと予想外の発想に出会ったり、自分の思い込み(例えばお客様は神様のサービス精神、等)が叩き砕かれたりと衝撃的でしたが、人生の視野が広がりました。色んな人、色んな考えがあって良いんだと思えてよかったです。

Q.生きにくさを感じることに対してどう折り合いをつけていますか?

デメリットだけでなく、メリットも意識しています。生きにくさは感じるけど、その分小さなもの・ことで大きな感動を得たり、豊かな世界観を生み出せたりするので良い性格だと思います。

Q.音楽や色などでINFの民をイメージするものはありますか?

個人的なイメージですが、音楽だと暖かさがあって軽快なリズムの曲です。
色の場合は、淡いオレンジ色と透明感ある水色です。
心穏やかな陽の光と澄んだ空や水をイメージします。

Q.好きな作品ジャンル(世界観)はなんですか?好きになる作品の傾向や特徴は?

人間ドラマです。何か映画を観るとなったとき、じーんと心を打たれたり、社会問題を考えさせられたりするようなストーリーを自然と選んでいます。心揺さぶられる作品だと、「充実した時間を過ごしたんだな…」と得をした気分になれます。

Q.INFの民としての強みを漢字一文字で表すと?

「想」
想像力が豊かで、色んな発想ができる。だからこそ誰よりも人を想うことができるのだと思います。

Q.INFの民が、良い関係を築ける友達と出会うためにはどうしたら良いでしょうか?

結局は心を開いて自分の意見や感情をちゃんと発信することが良いと思います。
自分が発信したことに対して、攻撃や非難をする人がいれば近寄らないようにします。賛同したり、受け入れてくれる人がいれば、その人を大切にします。

Q.あなたはどう生きてる?どう生きるべきだと思う?

最近仕事では「どうでもいいや!プライベート優先!」と思うようにして、色んな意味で適当に働いています。真面目に考え過ぎて、夢の中でも仕事でうなされることがあったくらいなので、丁度良いです。
しかし、まだ余計なことを考え過ぎて行動に移せないことが多いので、たまには楽天的に、突拍子もない行動を取ってみるべきだと思います。

というわけで、ここからはおおふじの蛇足コーナーです。

日本社会でのしきたりは本当に多いですね。悪しき慣習というか、多数の人がそのままで良いと言えば変革は望まれないということが多いと感じます。

就活なんて人生でとても重要な場面にも関わらず、求められるのはその人らしさではなく、企業の意向への従順さ。

何かの作品について触れても、自分が感じたものを共有できないという体験は多いのではないでしょうか。

私は映画の「ラ・ラ・ランド」を見た時、一緒に見た人は恋愛映画として見ていて「恋が叶わなくて可哀想」という最終的な感想を聞いて、寂しかったのを覚えています。

でもまぁ、それも色んな人がいるからなんですよね。例えば今の映画の話でも、他の人が見ればただの恋愛映画を、自分は夢に溢れた素晴らしい映画だと思えるなら、それが自分の中で大きな財産になってくれる……こういう性格・性質は本当に得だと思うんです。

だからそういう自分の中の深みに芽生えた気持ちを発信していくというのは、INFの民にとって本当に重要なことだと思うのです。

というわけではやちさん、ありがとうございました。書いたことで多少ともスッキリ出来たということで、こちらもなるほど、そんな効果もあるのか、という気持ちです。

質問への回答集は今年もいつでも受付中です。

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