質問への回答集【素早い石ころ】さんの場合

新年明けて早くも二件目の回答をいただきました。

今回くださったのはINFPを持ち、現在大学3年生の女性で、就活を前に小説家になろうでの私のページからたどり着いてくださったようです。

それでは早速回答を掲載します。

Q.最初に生きづらい気がしたのっていつでしたか?

中学生になってがらっと環境が変わってからです。小学生の頃は環境が良かったのか、かなり楽しく過ごせた記憶がほとんどだったのですが、何を思ったのか縁もゆかりもない中学に行ってしまい、周りは私とは真逆の性格な人ばかりだったので、このころから、あれなんか違うぞ…?と思い始めました。

Q.どういう時に生きづらさを感じますか?

友達とか親からの助けなどもあって、生きづらいなとか、嫌だなと思ったことは極力避けれてきた人間なので、今就活目前になってめちゃくちゃ生きづらさを感じています。ほんとにどうしたらいいのか…

Q.自分がINFの気質だと知ったのっていつでしたか?

大学2年ぐらいの時に、診断みたいな感じで検索したのが初めてだったと思います。その時は、へぇそうなんだぐらいにしか思っておらず、特に気にしていなかったのですが、最近になって就活関係で見返すことが多くなって、苦しくなってきたので性格診断で推しの子と相性診断して気を紛らわせてます。

Q.ストレスを感じて疲れた時はどうやって癒やしていますか?

とにかく深く考えすぎるのを止めることを心がけています。私は不安なことがあると、とにかくそればかりを考えてしまうので、極力これを避けるように、絵を描いたり、ゲームしたりと趣味のことに没頭します

Q.対人関係の中で「言わないくらい地味だけどこれがある相手は面倒」ってことありますか?

内輪ネタで盛り上がるような人で、その内輪ネタをする時に、全く無関係の外野を巻き込んで面白おかしく騒ぐ人種には近寄りたくないです。

Q.これまででやってよかったことってありますか?

考えることです。良くも悪くも考えすぎることは自分の疑問点の解消にもなるし、考えている時は無駄な時間ではないなと思えて、ちょっと気が楽になります。

Q.生きにくさを感じることに対してどう折り合いをつけていますか?

基本的にはこういうスタンスなんだと考えることにしていましたが、これから就活するにあたってそれもどうなんだと思い始めました。なので、どう折り合いをつけていくか、はこれからまた考えていくことになると思います。

Q.音楽や色などでINFの民をイメージするものはありますか?

私の主観的な面も入っていますが緑とかクラシックなど、自然な感じをイメージします。

Q.好きな作品ジャンル(世界観)はなんですか?好きになる作品の傾向や特徴は?

ファンタジー系が大好きです。あと、異能力バトル物も好きです。設定が凝れる作品が好きで、僕の考えた最強の○○とか自分で考えられるような作品とかですね。

Q.INFの民としての強みを漢字一文字で表すと?

「考」
いろいろ疑問に感じてしまうことはある意味悪い側面かもしれませんが、疑問に思わなければそれが何なのか、自分なりに本質を見出すことが出来ないことも私は不幸だと思います。

そういう意味で考えられることは強みだと言ってもいいと思います。

Q.INFの民が、良い関係を築ける友達と出会うためにはどうしたら良いでしょうか?

類は友を呼ぶ、だと思います。幸い、私は友人に恵まれ、友達が多いわけではありませんが、気軽に話せる友達が小学校から大学までで何人か作ることが出来ました。
ですので、良い関係を築ける友達と出会うには、自分らしくいることが一番かなと思います。

Q.あなたはどう生きてる?どう生きるべきだと思う?

これまでの人生は本当に幸せでした。親は私のやりたいことを尊重してくれて、嫌なことは無理にやらせようとしないし、周りの友達も誰かの悪口を言うこともないし、嫌なこともしない良い子達ばかりでした。

正直、あまり生きづらさを感じるときは多くなかったか、あるいはほかで気を紛らわすことが出来ていたのだと思います。

けれど、これまでは自分で切り開いてきた環境ではなく、周囲の助けあっての環境ですので、いざ就活するとなると、本当に社会に適合して生きていけるのかと言われると不安でいっぱいです。

ですので、こちらも、生きにくさとどう折り合いをつけるのかと同様にこれから探していくことになると思います。

ここからはおおふじの蛇足です。

やはり就活を前に、という方が多い印象を受けます。

日本で仕事を探す、日本で働く、となった時に、個性を排除する、同調圧力などなどの重圧を感じて、自分の在り方に悩む人が多いのだと思います。

基本的にINFの民の持つ感性は「趣味」に見られ勝ちで日本社会の中でお金に変えるのは非常に難しいです。

そんな中でいざ社会に入ろうという時、日本の「働くイメージ」はあまりにも暗すぎるんですよね。前にも記事にしましたが、ブラック企業やホワイト企業に分類されてしまう、という時点でもうダメだと思うんです。まともであればホワイト企業なんて言葉もいりませんからね。

こんな場所で、そういう自分でこの先……と悲観して、その先をぐるぐる心配して不安に悩んだりもするのが我々ではありますが、その思考力そのものが強みでもあります。

考えすぎず、でも考えるのをやめないというのは大変なことですが、そうやって悩めるのは頭が良いからです。

時には多少の妥協も必要かもしれませんが、譲れないところは譲らず、自分らしくいようとし続ければ、それは外向きの強さに変わって過ごしやすい日が来る……かもしれません。

というわけで、素早い石ころさん回答ありがとうございました。

当ブログではいつでもこの質問への回答をお待ちしております。