質問への回答集「おはな屋さん」さんの場合

今回も回答をいただきました。診断はINFJ-Aで23歳で学生の女性さんからです。
ほぼ全てのページを読んでいただいたということで、他の皆さんの回答も楽しんでくださったようで、そこで自分もと投稿していただきましたので紹介します。

Q.最初に生きづらい気がしたのっていつでしたか?

 小2の時にクラスの子たちの立ち位置がわかり人に気を使うという力が身について以降。人が自分に何と言って欲しいかがわかってしまって自分のふるまいと心の中の自分が離れるほど疑問をもっていました。

Q.どういう時に生きづらさを感じますか?

 日頃から社会生活の中で生きていくために人懐っこくなろうと所謂ペルソナを使っていますが、本当は嫌でもいいよと言ってしまったり、行きたくない飲み会に興味のない遊びに、全然楽しくないのにニコニコ合わせてしまい、人から見たら本当に楽しそうに見えてしまうほど無理して合わせるところが本当に辛い

人を頼ることや断ることができずいつも無理します。人を優先しすぎて気づいた頃にはすでに自分はボロボロで潰れかけてて自分のケアが絶望的にできないところも生きづらさかなぁと。

Q.自分がINFの気質だと知ったのっていつでしたか?

 大学生活に慣れてきた頃、集団<個人の場面も多く周りを見てても自分の時間をとって自分を極めることができそうなので本来の自分のことを大切にしよう、たくさん知ろうと診断をしたのがきっかけ。INFJで内向直観かつ、ペルソナを作ってしまうところも当たっており気持ちの面でも救われました。

Q.ストレスを感じて疲れた時はどうやって癒やしていますか?

読書、哲学心理精神の勉強、日記や手紙を書くことは最高に癒しです。ピアノで自分を表現することも。

Q.対人関係の中で「言わないくらい地味だけどこれがある相手は面倒」ってことありますか?

私は何故かいつも「いいよ」と答えてしまいます。私は人に100%のもので「100%いいよ」と口でいうが、本当に100%のラインまで踏み込んでくる人。(100%いいよというが70、80%くらいで踏みとどまってほしい)

Q.これまででやってよかったことってありますか?

社会生活うまくいってそうな外向型と仲良くなること。5年、10年という長い年月をかけて考え方とか思ってることとかたくさん話を聞いてみる。いろいろな点で勉強になります。
②宅浪。誰にも左右されず自分らしく1年間過ごせて最高でした。

Q.生きにくさを感じることに対してどう折り合いをつけていますか?

 生きる上で全然自分じゃない自分を演じることが社会的になんとかなるための代償ならそれでいいかな。ただ、自分らしく自分だけで過ごせる時間をなるべく多く取れるようにしたいです。本当は山奥に引きこもって自給自足の生活をして、毎日本を読んだり勉強したりして過ごしたいです。

Q.音楽や色などでINFの民をイメージするものはありますか?

 もののけ姫の歌。人よりも動物や樹木を選ぶかんじ。暗く明るく、神秘的で崇高なイメージ。

Q.好きな作品ジャンル(世界観)はなんですか?好きになる作品の傾向や特徴は?

 本や映画は、伏線がたくさんあるものや1つの作品を通して伝えたいテーマ・思想などがはっきりあるものが好きです。ただの娯楽だけでなく学びとなる要素が多いものはポイント高いです。その点で純文学とか白黒映画など古典作品に手を付けがちです。

Q.INFの民としての強みを漢字一文字で表すと?

 豊。内面世界の豊かさは誇りだと思います。

Q.INFの民が、良い関係を築ける友達と出会うためにはどうしたら良いでしょうか?

 断って不機嫌になるような人や1人行動できない人は多分友達になれません…。自分の親友たちは10年以上に渡って本当の意味で自分を理解してくれて時々気にかけてくれたり、長めの旅行では自分の自由時間をくれたり…と優しいです。
お互いの理解が1番重要なのかなぁとおもいます。

ということでおはな屋さんさんの回答でした。おはな屋さん、という名前が良いですね。たしか職としてINFの民に向いている、みたいなのをどこかで見た覚えがあります。

すでに始まっていますがここからはいつもの蛇足です。

外交的な友達、私にも一人だけいます。もう十年以上の付き合いで未だに途切れていませんが、内向タイプでも付き合いの良い(苦にならない距離感を許してくれる)外向タイプという人はいるようで、もし出会えたなら大事にしたい相手ですね。あっけらかんとした振る舞いなど、真似こそ出来なくても尊敬できる、という相手がいるのは良いことでしょうし。

最後に人との関係について、お互いの理解が一番重要、と締めてくださっていますが、自分の昔の話を思い出しました。

というのも、ある時友人に「もし自分の理想を一つだけ叶えてる恋人が現れるならどんな条件の理想にする?」みたいな心理テストをされたのですよ。

で、当時は若造もいいところだったので、なんて答えたのだったか、多分見た目が好み、とかで言ったのかな。

そうすると、「じゃあもう一つ条件が叶うなら?」みたいなことを急に言われて、2つ目は考えておらず、急かされて「自分をわかってくれる人かな」と答えたことの方を鮮明に覚えておりまして。

で、友人から種明かし、実はこの心理テストは「1つ目は恥ずかしいから適当言うけど、2つ目は考えて無くてとっさに本当のことを言ってしまう心理テストでしたー」との事で。友人に対面で話す、というところでその傾向は正しくなる気がします。

それがどれくらい信憑性がある心理テストなのか、とかはわかりませんが、今でも覚えてるくらい衝撃でした。「あ、たしかに…」と思ってしまったものです。

だからやっぱり、人との付き合いにおいては「自分をわかってくれる」の重要度が高いのだと思います。でもそれも結構難しいのですよね。

だからそれで行くと、まずは距離感なのかなぁ。

ということで、蛇足終わりです。

どなたからの回答もいつでもお待ちしております。管理人のおおふじが気が向き次第記事になりますので、なんとなく書いてみようかなという方もお待ちしております。

おはな屋さんさん、回答ありがとうございました。