質問への回答集「るるる」さんの場合

今回、回答を送っていただいたのはるるるさん、20代半ばの女性で、INFJの方とのことです。

それでは早速こちらが回答です。

Q.最初に生きづらい気がしたのっていつでしたか?

高校入学後。志望校であるまあまあな進学校に入学したのですが、勉強が辛く、「受験勉強がやっと終わったと思ったら、もっと勉強しなければいけない日々があと3年続くのか…」「この先、学年上位の成績でいられたとしても、大学や就職先でも上位を目指さなければならない。こんな競争、いつまで続けなければいけないんだ?こんなことに意味なんてあるのか?」と、思い至った瞬間。

Q.どういう時に生きづらさを感じますか?

人に対して優しくない人間に出会い、「なぜこの人はこのような振る舞いをするのか?そのような行いが、自分にとっても生き辛い社会を作り、結局は自分の首を絞めることになるのだとなぜ分からないのか?」といちいち考え込んでしまうとき。(このように考えてしまう、自分の性格の面倒くささに気づくとき……)

Q.自分がINFの気質だと知ったのっていつでしたか?

就活の準備として自己分析をしていた時期。

Q.ストレスを感じて疲れた時はどうやって癒やしていますか?

自然の中を散歩する。太陽の光を浴びる。考え方が似ている友達と話す。大声で歌う。読書。図書館、博物館、美術館へ行く。など

Q.対人関係の中で「言わないくらい地味だけどこれがある相手は面倒」ってことありますか?

ドアスラムするくらい無理!な人なのに、ときどき心のある人間だと再認識させられる人。完全には嫌いになり切れなくて困る。

Q.これまででやってよかったことってありますか?

読書。本を通じ、偉人や歴史上の人物、その著者と出会い、その人たちと(一方的に)心の友となれたことは私の心の支えです。

Q.生きにくさを感じることに対してどう折り合いをつけていますか?

折り合いはつけられていませんが、今のところ住んでいる環境(自然が豊か!)のおかげで、なんとか生きていられています。空、山、海、川、星、月、緑、花などの自然。そして、何気ない人の優しさ。それらに触れると、世の中捨てたもんじゃないと思えます。

Q.音楽や色などでINFの民をイメージするものはありますか?

INFJになりますが、音楽だとバッハ。荘厳で宗教的で、祖という感じが。色は白、透明。

Q.好きな作品ジャンル(世界観)はなんですか?好きになる作品の傾向や特徴は?

文学、俳句、詩、哲学、禅、美術、芸術
漫画、アニメ、ゲーム、声優
クラシック音楽、オペラ
任侠、アウトロー
耽美主義

Q.INFの民としての強みを漢字一文字で表すと?

「魂」
志の高さや気持ちの強さなど、内に秘めたるものの強さは人一倍なのではないかと思います。

Q.INFの民が、良い関係を築ける友達と出会うためにはどうしたら良いでしょうか?

自分の好きなもの、好きなことを隠さないようにすることだと思います。私自身、あまり出会えていませんが……。

Q.あなたはどう生きてる?どう生きるべきだと思う?

私絶対社会不適合者だ〜〜〜!!と思いながらも、周りのもの(自然や人間)に感謝しながら…それらの素晴らしさに支えられながら生きています。
現在会社員として誰にでもできるような仕事をしていますが、本当は、何か創作物を発表するようなThe芸術家タイプの仕事をしたいし、すべきなのではないかと感じています。
生き方全般としては、INFJという希少種として、この面倒臭い性格の良さを活かして生きていくべきだと思っています。

ということでるるるさんの回答でした。

ここからは蛇足になります。

20代半ばですでに会社員というだけで、おおふじとしては尊敬の眼差しであります。

また、これまで頂いた方の中では自然に対しての共存度合いが高そうですね。自分のところも長閑なところで、自然いっぱいな感じではないのですが、以前住んでいた場所(国道が近く、長距離トラックが深夜でも通る、それによって家が揺れる)と比べて過ごしやすさが段違い。

人間との対人環境ももちろんなのですが、こうした日常生活の場についても過ごしやすい場所であることは生きることの快適さにも関わってくると思いますね。

自分が社会不適合者だー、となっても、周りに感謝していけるという環境もまた良いことですね。キノの旅の言葉を思い出します。“世界は美しくなんかない。そしてそれ故に、美しい。”

自然と人と、というシーンで過ごしているのであれば、しっくり来る言葉なのかもしれませんね。

創作の仕事もしてみたいとのこと。是非是非チャレンジしてみてほしいですね。最初から反響は期待せずになりますが、地道に長い目で、例えば自然をテーマに、なんて良いのではないかと思います。手隙の時間にちょっとだけ、というのを日常に組み込んでいくと、割と馴染んで続けられるんじゃないかなーと、実体験です。

ということで、当ブログではいつでも回答をお待ちしております。メッセージでもコメントでも、好きな場所に送っていただくと管理人おおふじの時間がある時に記事になります。

それではるるるさん、回答ありがとうございました。